保険とは?

私たちのライフ・スタイルは人それぞれによって異なりますが、死亡・病気・火災・自動車事故などの予期せぬアクシデントにより、 思い描いてきた生活設計が狂ったり、経済的に生活が困難になったりすることがあります。
保険は、小さな負担で大きな安心を得るための助け合いの制度であり、これらのリスクから自分や家族の生活を守る大切な備えとなります。
ところで、これらのリスクに備える手段には保険のほかに預貯金などもありますが、ひとたび事故が発生すれば多額の資金が必要となるおそれがあり、 預貯金などでは、いつ、どのように発生するかがわからない事故に備えるには、不十分といわざるを得ません。
したがって、合理的な負担で大きな安心が得られる保険は、これらのリスクに備える方法としてもっとも適切な方法であり、 私たちが安心して毎日を送るためには、もはや欠かせないものといえるでしょう。
この保険には、社会保険や貿易保険などのように社会政策や経済政策の観点から国や地方公共団体が行う公的保険と、 生命保険会社や損害保険会社が行う私的保険とに大別されますが、さらにこの私的保険は、生命保険と損害保険とに分類することができます。

損害保険の種類

・自動車保険

・火災保険

・地震保険

・傷害保険

保険の歴史

最も歴史の古い損害保険は海上保駅その起源は中世のイタリアで行われていた冒険貸借にさかのぼります。
その後、17世紀末(日本では江戸時代中期)、ロンドンにあったエドワード・ロイドのコーヒー店で、商人などが保険取引の情報交換を行うようになり、後のロイズとなりました。
火災保険もその歴史は古く、中世のギルドにそのきざしを見ることができますが1666年のロンドン大火災後、当時盛んであった海上保険にならって建物の火災保険が始められました。
一方、生命保険は、15世紀にイタリアで行われていたモンテという生存保険に類似した制度や16〜17世紀にヨーロッパで盛んに行われるようになっていた年金制度などがその成立の基盤となっています。
日本でも、17世紀の始めに冒険貸借に類似した拠銀(なげがね)という制度がありましたが、近代的な損害保険としては、1878年(明治11年)の海上保険に始まり、1887年(明治20年)に火災保険、1911年(明治44年)に傷害保険、そして1914年(大正3年)には自動車保険が登場しました。なお、生命保険も同じ頃、1881年(明治14年)に始められています。